一人の生活を支える、国際弁護士に

14期生 齊藤理木
慶応義塾大学法学部法律学科2年生の現役大学生。渋渋時代は模擬国連部の部長。今は法律サークルで勉強面での責任者を担っている。帰国生としての経験、そして今の想いを聞きます。10年後ニューヨークの一角で彼と再会してみたい。そう思わせてくれる卒業生です。

大学生活はどんなことをされていますか?

慶応義塾大学法学部法律学科2年生です。一生徒として充実した毎日の中で勉学に励んでいます。「律法会」という歴史ある法律サークルに所属し、サークルの勉強面の責任者として1年生に対して民法を教えています。

校外では週に2,3回現役の弁護士とともに英米法の判例集を読み解く勉強会に参加しています。バイトは英語塾で小学生に対し英検1級、中学・高校生に対してTOEFLやSATを教えています。

時間があるときは家族と時間を過ごすことを大切にし、一緒に美術鑑賞や散歩、映画鑑賞して、法律だけではなく様々な知識を得て心を豊かにしようと心がけています。趣味はサッカー・サッカー鑑賞、写真撮影、写真の加工、読書など。勉強の時間を確保しつつこれらの趣味にも時間を費やしています。

渋渋でのに経験・体験から思い出深いものはありますか?

とにかく英語の授業が忘れられないです。日本にいながら毎日英語を使うことが出来たことは、自分の英語力の維持だけではなく向上に繋がったと思っています。帰国生と一般生が混じり合っている渋渋は、日本に帰国して間もない自分にとっては日本での生活に慣れるために最高の環境でした。 また部活は模擬国連部の部長を務めました。出場はしていないのですが、自分の代から3年連続ニューヨーク国際大会への出場が続いたことは良い経験となり今につながっています。国際問題に関する知識から、国際機関しか見れていなかった自分に「一人の生活を支える」ことの意義を学び、その想いを築き上げれたことは、模擬国連部のおかげです。 ※フリー・ザ・チルドレン・ジャパン http://www.ftcj.com/ やWater is Life(Science Camp 2014)http://www.waterislife2016.nl/などボランティア活動に多数参加。

元々海外大学受験一本だったのですが12月中旬、海外への出願をすべて済ました後、急遽日本の大学受験することを決意したんです。当然先生たちはこの決断に驚かれたのですが、僕が信頼していた安木先生や川村先生など、そして担任の藤田先生が一から日本受験について教えてくれました。安木先生は何週間も付きっきりで小論文を添削してくれたことに感謝しています。

叶えたい夢。そして在校生に向けてのメッセージをお願いします。

まずは日本の司法試験突破が目標です。その後はアメリカに渡りニューヨークの弁護士資格を取得し、国際取引において日本と海外企業の懸け橋となって活躍したいと思っています。

在校生に向けて、渋渋という環境は本当に特別です。帰国生と一般生が密な時間を共に過ごす機会は一生に一度あるかないか、それくらい貴重な経験だと思います。部活、飛龍祭、課外活動でも何でも、積極的に参加して下さい。中学や高校時代はまだまだ失敗が許される時期なので、失敗を恐れず沢山の活動に励んでみて下さい。そして、何が困ったことがあったらアドバイスしてくれる先生が必ずいるので、その先生たちからも教室の外でも交流を続け、色んな事を学んで下さい!

人物紹介
14期生 齊藤理木
慶応義塾大学法学部法律学科現役大学生。法律サークル「律法会」に所属。弁護士と英米法判例集を読み解く勉強会に週2,3参加、アルバイトは英語塾。 国際弁護士になるためにブレない意思を行動から体現している。

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