2018年6月16日土曜日に2018年度アトラス同窓会が実施されました。アトラス同窓会とは、渋谷教育学園渋谷中学高等学校の同窓会で、今年で17回目を迎えました。

 渋谷教育学園渋谷中学高等学校(以下:渋渋)はまだ歴史が浅く卒業生も一期生でまだ35歳と若く、これまでは組織運営を大方学校側に委ねるという状況で同窓会を年に一度行っておりました。それが今年度2018年度より、卒業生を主体とする組織体制に変更され、その一回目の開催となりました。

 また今年度は「研究者の会」「国際派の会」「医師の会」と題し、同窓会の日時に合わせて卒業生同士で意見交換が行える場を設けました。

テーマ別交流イベント

 当日のテーマ別交流イベントでは、国立大学の教員や医師になった卒業生が登壇。大学生の方にとって、第一線で活躍する医師、外資系企業勤務者、教員・研究員のリアルなキャリアの話を聞ける場になりました。また、発表する立場の卒業生もこのような機会があることにより、発信や交流ができることにとても喜んでました。


■国際派の会
大学や企業などで国際的な活動を経験した方や、そういった国際的な活動に興味がある卒業生同士の交流会。既に留学や外資系就活を経験されている方、国際活動に興味がある方へ。

■医師の会
渋渋卒業生の現役医師や医学部生の方の交流会。

■研究者の会
渋渋卒業生という共通項だけで様々な分野で「研究をしている、または興味がある人」が集まり、講演者を中心にキャリアや研究に対する考え方を共有した上で、それぞれの分野が抱える課題やユニークな試みを交換。大学や企業の研究者、それを目指す大学生、大学院生、研究職でなくとも研究活動に興味のある方の参加。

研究者の会 実施プログラム
1.基調公演:助教就任までのキャリア・巨大研究チームにおける連携の方法(4期 田中)
2.研究ってなんだろう?渋渋在校生と向き合って考える-自調自考論文の取組から(7期 藤垣)
3.自己紹介と研究紹介(希望者)
4.ディスカッション
-研究を助けてくれる/困っている制度や習慣は?
-異分野からのアドバイス
5.フリートーク(懇親会)


当日会場風景

あとがき(一期生 伊藤洸太)

 卒業生主体による初めてのアトラス同窓会。実はひっそりアトラス広報委員会に属している私から見てもとても面白い会になりました。やはり渋渋は若い。
 今回の一番の反省点は、初めて試みる懇親会以外のコンテンツがいきなり局地的だったこと。久しぶりに顔だしてみようかなぁ、卒業してすぐの方々は誰かと会えるかなぁで来ようと思ってた方に対しては、「自分ごとじゃ無い」と認識され参加を見送られるケースもございました。
 私が「しぶしぶ」を運営して一番感じたことは、各々の持つ「渋渋卒業生に眠ってる熱意やアイデア」は各々の接点からしか出てこないということ。

大学生からしてみたら=就職先、未来
高校生からしてみたら=進学先、専攻
先生からしてみたら=進学先、在校生
22-25才の新卒-3年目=卒業生との接点、逆に30代以降の動向
25-30才=関心は薄くなりつつ、同年代の動向、30までのキャリア形成
30代以降=採用や、学生との協業模索、単純に友達減ってくる世代なのでコミュニケーション欲しいだけ

このように今の段階でもかなり開きがあると体感していて、ここから10年20年なったらどうなるか想像できていない。いや、むしろ歴史ある他の学校と「同じ」になってしまう危機感を覚えてました。うまいことターゲット絞るなり、内容(コンテンツ)の精査は実は最重要課題何だろうなぁと。

そんな偉そうに、今回の反省点を思いつつ。それでも主体性を持って初めて同窓会を企画/運営したことに大変意義を感じました。今現時点で母校に対して想いのある卒業生が、学業と兼業しながら同窓会を築いていこうとするときの視点。試して見た中での結果(来校者数)。これが来年度再来年度と続く第一歩になったと思えば、とても委員会のみんなは頑張ったと思います。

あと30年もすれば一期生も65歳になり、他校の同窓会を運営されている方々と変わらなくなります。折角与えられたちょっと異なる環境をフル活用し、引いた位置からでなく若い方々と一緒になって作り上げていきたいと思わせてくれた同窓会でした。日本一面白い同窓会目指してもいいよね。
(写真:志立 錬 編集/文:伊藤洸太)

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